西鉄グループと(株)YE DIGITALは、2020年7月7日より、黒崎バスセンターにおいて、(株)AiCTが展開する無人クリーニングサービス「LAGOO(ラグー)」のロッカーと一体となったスマートバス停の実証実験を開始します。
本実証実験は、西日本鉄道(株)が2019年7月~10月に開催したオープンイノベーションプログラム西鉄Co∔Lab「BUS STOP3.0」において、三井物産(株)と(株)AiCTから提案されたもので、本プログラムを通じた具体的な取り組みの第1弾となります。
「LAGOO」とは、専用のスマートフォンアプリと連動するロッカーを活用して、受付から受け取りまでを完全非対面・キャッシュレスでご利用いただける、withコロナ時代の新しい生活様式に対応したクリーニングサービスです。この度、「LAGOO」のロッカーとスマートバス停とを一体化し、北九州市内の主要交通結節点である黒崎バスセンターに設置することで、お客さまが通勤通学・おでかけの動線上で、都合のいい時間にクリーニングサービスを利用できる環境を整えます。
本実験では、バス停とロッカーとの親和性、サービスの受容性を検証し、改善点の抽出を行うことで、今後の展開に活かしてまいります。
クリーニング対応ロッカー一体型スマートバス停の実証実験について
- 対象期間
2020年7月7日(火)~約6ヵ月間 - 対象バス停
黒崎バスセンター 7番乗り場(引野口、小嶺、大平方面)(北九州市八幡西区) - 機能
- ① 時刻表の拡大表示
- 平日・土・日祝で分かれている時刻表のうち、当日の時刻表を表示
- 現時刻の時刻表を大きな文字で表示
- ② バスナビジョン(バス接近案内)
- ③ 系統図/運賃表/お知らせ/広告
- ④ LAGOOロッカー(8口)
- ※緊急時にはディスプレイに災害関連情報等のお知らせを表示
- ① 時刻表の拡大表示
西鉄Co+Lab「BUS STOP 3.0~夢を描く未来のバス停を創ろう~」の概要
西鉄Co+Lab 「BUS STOP 3.0~夢を描く未来のバス停を創ろう~」概要 | |
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実施期間 | 2019年7月~10月 |
募集テーマ | スマートバス停を活用した新たなビジネス |
提供する経営資源 |
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選考基準 | 実現可能性、協業可能性、革新性、成長性 |
事業化方針 |
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実施体制 |
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パートナー企業 |
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スマートバス停について
- 西鉄エム・テック(株)と(株)YE DIGITALが共同開発(特許取得)した、液晶パネルや電子ペーパー等にリアルタイムに情報を表示できるバス停。
- 時刻表、系統図、運賃表をはじめ、バス接近情報や災害時の緊急案内、広告等をクラウドから配信。
- 表示を柔軟に変更でき、現在の時刻表を大きく表示したり、多言語を交互に表示したりすることなどが可能。
- インターネットからスマートバス停へ配信された情報コンテンツを、周辺店舗にWi-Fi転送、表示することが可能。
- 電源環境の有無に対応し、豊富な情報配信が可能なモデル、情報量を絞ることで消費電力を抑えたソーラーパネルを使ったエコモデルなどをラインナップ。
- 全国各地への普及を進めており、北九州市内16基を含み、盛岡市、金沢市、さいたま市などで22基を試験運用中。(順次拡大予定)